欠乏と集中の話

いつも「時間がない」あなたに‐欠乏の行動経済学

 

最近読んだ本の中では、すごく面白かった。

邦題はあまり好きではないが、科学的な根拠もしっかりしているし、おすすめです。

 

以下、適当な要約。

 

締切ギリギリで作業の効率が上がる経験は誰しもあるのではないだろうか。

本書ではこの事を「集中ボーナス」という言葉で表している。

集中ボーナスは、時間に追われていて(時間の欠乏)、他の事を考慮している暇がないから効率が上がるという原理らしい。

私自身、集中ボーナスに助けられた経験が何度もあるが、どうやら良い面ばかりでもないみたい。

欠乏を起こしているときは、その他の事柄を頭から締め出してる(トンネリング)。

本書に乗っていた、消防士の例で言うと、消防士は消防車に乗っている短期間で「どうやって消火するか」を考えなければならない(集中ボーナス)。そうすると、その他の事には意識が向かわないため(トンネリング)、シートベルトの閉め忘れ等の交通事故で命を落とす人が多いのだとか。

日常生活でも、仕事の締切に追われていたばかりに、大切な人の誕生日等を忘れるということもあるだろう。

対策法としては、集中ボーナスは欠乏が原因で起こるので、余裕(スタック)を持つことが一番らしい。

 

初めまして

はじめまして。

 

思い付きでブログを初めてみました。

 

本当に適当ですが、仕事の事や趣味の読書の事を書こうかなと思っています。

 

ただの日記みたいになりそうですが、少しでも学べることがあれば良いな程度で考えていますので、どうかご勘弁を。

 

それではまた。